福島県の地方都市会津若松でも継続的な勉強がしたいと願う若手(?)薬剤師数名で行う自主的な勉強会の連絡や行った内容をお伝えします。

当面は月に1度のEBM形式の抄読会(ジャーナルクラブ)の開催を目指します。

当人達も手探りですので、興味ある方は一緒に勉強しませんか?
こうした方がよい等のご意見も頂ければ幸いです。

2017年6月9日金曜日

第34回抄読会予定


【日時】
2017/6/22(木) 19:00~

【場所】
モスバーガー

【担当】
いぶき薬局 中島

【お題】
単純ヘルペス(口唇ヘルペス)における治療として、抗ウイルス薬は内服薬と外用薬に効果の違いはあるのか?

【読む論文】
Cochrane Database Syst Rev. 2015 Aug 7;(8):CD010095.
 

2017年5月11日木曜日

第33回抄読会予定

【日時】
2017/5/18(木) 19:00~

【場所】
コロニーハウス
https://goo.gl/maps/SjJ9c
※やっていない場合は最寄のモスバーガー

【担当】
ひのき薬局 岡本

【お題】
COPD患者にLAMAを第一選択として使用してステロイドやβ2アゴニストを追加して使用することがあるが、効果の組み合わせが高いものはどれか?

【読む論文】

2017年4月3日月曜日

第32回抄読会予定

【日時】
2016/4/6(木) 19:00~

【場所】
コロニーハウス
https://goo.gl/maps/SjJ9c
※やっていない場合は最寄のモスバーガー

【担当】
いぶき薬局 中島

【お題】
ADHDにおける新薬が出たので、効果は既存薬と比較してどうなのか?
インチュニブ(グアンファシン)、ストラテラ(アトモキセチン)、コンサータ(メチルフェニデート)

【読む論文】
Neuropsychiatr Dis Treat. 2016 May 5;112:1085-101.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27226715

【勉強してきた方が良いこと】
評価スケールのADHD-RS-IV日本語版がありました。

2017年2月25日土曜日

第31回抄読会予定

【日時】
2016/3/2(木) 19:00~

【場所】
コロニーハウス
https://goo.gl/maps/SjJ9c
※やっていない場合は最寄のモスバーガー

【担当】
ひのき薬局 岡本

【お題】
腰痛持ちの人に対してNSAIDsが良く使われるが、鎮痛効果・副作用はどの程度なのか?
 (病気にもよると思うが、薬を飲んでいて痛いという人がけっこういる印象なので)

【読む論文】
Cochrane Database Syst Rev. 2016 Feb 10;2:CD012087.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26863524


 


 

2017年1月31日火曜日

第30回抄読会まとめ(ダビガトランの110mgと150mgは効果に差があるの?)

【日時】
2016/1/26(木) 19:00~

【場所】
コロニーハウス
https://goo.gl/maps/SjJ9c
※やっていない場合は最寄のモスバーガー

【担当】
みずき薬局 馬場

【お題】
ワーファリンからの切り替えで、プラザキサは110mgが良く使われているが、150mgと差はないのか?

 【読む論文】
N Engl J Med. 2009 Sep 17;361(12):1139-51.
**********************************************
P 18歳以上の心房細動の患者で以下の条件に合致する人
  (脳卒中・TIA・全身性塞栓症の既往、駆出率が40%以下、
   NYHA分類2以上の症状のある心不全、75歳以上、
   65歳以上で糖尿病・冠動脈疾患・高血圧既往の人)
I   ダビガトラン110mg、ダビガトラン150mg
C ワーファリン(INR2-3) 
O 脳卒中、全身性塞栓症
 
<割付>
ダビガトラン110、ダビガトラン150、ワーファリン群に1:1:1になるように割付
ハミルトンにあるPHRIのコーディネートセンター内の
音声自動応答システム(IVRS)を介して割付
ベースラインはだいたい同等
<追跡>
ITT解析(フォローアップ99.9%)
治療中止(ダビガトラン110mg、150mg、ワーファリンの順)
 1年 14.5%, 15.5%, 10.2%
 2年 20.7%, 21.2%, 16.6%
<盲検化>
オープンラベル(PROBE法)
ダビガトラン110mg⇔150mgはブラインド
<その他>
症例数 power 84%で15000人、
    プロトコル変更で低いイベント発生率を想定し18000人
ワーファリンの治療域に入っていた期間は64%
非劣性試験 非劣性マージン<1.46
ベーリンガーがスポンサー
 
<Outcome>
脳卒中・全身性塞栓症
 ダビガトラン110mg  182 / 6015 (1.53%/年) 対ワーファリンRR= 0.91 (0.74 - 1.11)
 ダビガトラン150mg  134 / 6076 (1.11%/年) 対ワーファリンRR= 0.66 (0.53 - 0.82)
 ワーファリン     199 / 6022 (1.69%/年)
Major Bleedeing
 ダビガトラン110mg  322 / 6015 (2.71%/年) 対ワーファリンRR= 0.80 (0.69 - 0.93)
 ダビガトラン150mg  375 / 6076 (3.11%/年) 対ワーファリンRR= 0.93 (0.81 - 1.07)
 ワーファリン     397 / 6022 (3.36%/年)
**********************************************

 
【読んでからのディスカッション】
・オープンラベルなので、プラセボ効果を考慮した方が良いか?
・ベーリンガーがスポンサーなのは割り引くべきか?
・非劣性試験で優越性を証明するのは問題か?
・ランダム割付なので、添付文書に記載してあるような減量基準は無関係
 150mgだと出血が増えたり、110mgだとアンダーユースになったりするかも?
・アウトカムだけ見ると
 予防効果は、ダビガトラン110mg=ワーファリン<ダビガトラン150mg
 出血イベントは、ダビガトラン110mg<ワーファリン=ダビガトラン150mg
・予防効果のワーファリンに対するNNTは、110mg:625人、150mg:173人
 出血イベントのワーファリンに対するNNHは、110mg:154人、150mg:400人
・ワーファリンと効果が同程度で出血が少ないなら、
 アンダーユースでも110mgが頻用されてるのは、仕方がないか
 
【ロールプレイング】
ワーファリンからダビガトランに処方変更になった人への服薬指導

2017年1月16日月曜日

第30回抄読会予定

【日時】
2016/1/26(木) 19:00~

【場所】
コロニーハウス
https://goo.gl/maps/SjJ9c
※やっていない場合は最寄のモスバーガー

【担当】
みずき薬局 馬場

【お題】
ワーファリンからの切り替えで、プラザキサは110mgが良く使われているが、150mgと差はないのか?

【読む論文】
N Engl J Med. 2009 Sep 17;361(12):1139-51.
 

2016年12月6日火曜日

第29回抄読会まとめ(PPIはNSAIDs誘発潰瘍の予防になる?)


【日時】
2016/12/2(金) 19:00~

【場所】
コロニーハウス
https://goo.gl/maps/SjJ9c
※やっていない場合は最寄のモスバーガー

【担当】
けやき薬局 中島

【お題】
NSAIDsの胃潰瘍再発抑制として、PPI等が使用されるケースがあるが、本当に効果があるのか?安全性は?
 
【読んだ論文】
Drug Healthc Patient Saf. 2009;1:47-71.

*************************************************
P 18歳以上でNSAIDsを4週以上使用している関節炎、リウマチなどの患者
I  胃保護薬(ミソプロストール、H2阻害薬、PPI)
C プラセボ
O 臨床的な上部消化管障害(穿孔、閉塞、出血、潰瘍)、または内視鏡的潰瘍の割合
 
<検索>
Cochrane Database Syst Rev. 2002;(4):CD002296. に記載(abstractしか見れない)
検 索:EMBASE, MEDLINE, CENTRAL
    Biosis Previews(R), ADIS LMS Drug Alerts, Pharmaceutical News Index (PNI)
対 象:RCT
言 語:??
期 間:~2002.06
その他:専門家や企業と連絡を取った
<試験の選択>
2名が独立して実施
<データ抽出>
2名が独立して実施
<risk of bias>
2名が独立して実施
Jadad scaleで評価
 
<outcome>
胃潰瘍(6試験)
 PPI    93/744 (12.5%)
 プラセボ 131/486 (27.0%)
 RR 0.39 ( 0.31 to 0.50, I² = 0%)
十二指腸潰瘍(5試験)
 PPI    10/508 (1.96%)
 プラセボ   38/375 (10.1%)
 RR 0.20 ( 0.10 to 0.39, I² = 0%)
*************************************************
 
【読んでからのディスカッション】
・普段よく処方のでるNSAIDsの副作用予防のH2阻害薬やPPIは
 ちゃんと効果があったらしい。
・H2阻害薬も高用量(ファモチジン40mgなど)だと予防効果は劣らないみたい。
・PPIのNNTを計算すると胃潰瘍が7人、十二指腸潰瘍が13人なので、
 予防効果としては大きそう
・副作用は、ミソプロストールよりは良いくらいしか分からない
・NSAIDsを連用する場合の、H2阻害薬、PPIは、
 ちゃんと飲んでねと指導するメリットが大きそう
 
【ロールプレイング】
NSAIDsが長期で処方された患者さんにPPIが一緒に出ていた場合の服薬指導